グーニーズ@Amazonプライムビデオ
1970~80年代世代に少年だった人には鉄板ですね。グーニーズ 。
冒険映画と言えばこれとスタンド・バイ・ミー だし(子役も一人同じ人が出ていますよね)、シンディー・ローパーのピコピコ音でファミコン版をプレイしまくったはず。屋根裏から出てきた宝の地図に、家の地下に広がる迷宮なんてめちゃくちゃわくわくするじゃないですか。なんかこう、CG無しの冒険ものはやっぱりリアルで今見ても楽しいです。大人になって改めて見返してみると、みんな自己主張の激しいアメリカ人の少年集団というのも面白いですね。チーム感ない集団がどうまとまっていくのか、見てて面白いです(まとまらないです)。
見終わった後もう懐かしすぎで、この子役たちは今みんなどうしているんだろうとググってしまいました笑 割と役者を続けている人が多かったけど発明好き中国少年は映画製作側に、あのおデブの子は弁護士だって! しかし弁護士活動はエンタメ業界専門らしくみんな職業は変われどエンタメ業界で頑張っておられる模様。
おすすめ度:★★★☆☆
湯島のデリー
湯島のデリーに行きました。
本当は日暮里の ひみつ堂 に行ったんだけど、昼に行ったらすでに大行列で、しかも並ぼうとしたら昼の整理券持ってる人しか並べないらしくまずは整理券が必要で、じゃあってことで整理券発行してもらったら並んでいい時間が18時でした笑。そりゃ無理だということで近くのデリーに。こちらも猛暑の中10人ほど並んでおります。
カシミールカレー。
激辛です!激辛!! カラカラスープカレーにチキンとジャガイモ。この猛暑で汗かきたかったんだけどかなり期待どおりでした。美味しかったんだけど欧風カレー好きの私としては、ここまで辛いとその先の味の違いがあんまり判らなくなってくるな、、、
ちなみにここは前に砂の岬やトマトを教えてくれた人とはまた別のカレー通の人に教わってきました。昔は周囲に一人はラーメン通がいたものだが、なんか最近ラーメンはあんまりいなくなり、代わりにカレー通が多い。そしてラーメン通は確実に大食いだが、カレー通に関しては小食の人が多い気がする。ご飯少な目とか。もしかして年取ってラーメンからカレーに移行したのだろうか。
シン・ゴジラを品川IMAXで
シン・ゴジラみました。
公開早々各所で大評判の庵野ゴジラ。映像すごそうだし、行ったことないからせっかくならIMAXで見たいなと思って映画館をぐぐっていたところ、なぜか友人のtweetに行きつき、品川ジョイシネマが良いとのことだったのでそこにしました。IMAXって500円くらい高いのね。
実はゴジラ初体験ですが、爆破ものとか破壊ものとかはどうしても男子はワクワクするわけで、しかも自分の知っているナウ東京が破壊される風景のカタルシスはどうしようもなく良かったです。武蔵小杉駅前にゴジラとかね、、マジ興奮しました。あまりネタバレになるとあれなので控えますが、庵野監督の昭和の特撮少年の願望をぶつけまくった感も痛快。有事の際の組織のダメさ加減とか、横山秀夫の警察小説をライトに読んでるような面白さもありましたよ。そして、、なにより、、、ゴジラ怖すぎてヤバイ。無双すぎ。
あとIMAXすごいね。一面のスクリーンですごい迫力でした。映画を選ぶけど、またみたいな。翌日はきちんとゴジラ1を鑑賞して復習しました。これも面白かったけど、先に見てしまうと庵野のオマージュ感が気になったかもしれないので、前知識なく臨んでよかったかも。
終わった後はそのまま品川プリンスのカフェでモンブラン。元々ではあるんだけど最近さらにモンブラン欲求が高まり、しかも要求も高まっていてやばい。渋皮栗でビターで重さずっしりしていて底がタルトのものがいいです。そんな大した要求じゃないんだけど、世の中にはメレンゲとスポンジが多すぎてなかなかそこにたどり着けない。
しかし品川のここら辺って水族館もテニスコートもゴルフ打ちっぱなしもあって極地的に充実してるよね。一日遊べるかも。
疑惑のチャンピオン
新宿のピカデリーで疑惑のチャンピオンを見た。
僕はロードバイクが大好きだが、始めたのはまだ6~7年前くらいで、その時に見たツールドフランスではランス・アームストロングがちょうど現役復帰したところであった。選手としての全盛期に引退した最多優勝のレジェンドが、突如現役復帰ということで、最初はサッカーでいうジーコみたいなものかと思っていた。
しかしよくよくプロフィールを見ると、有望な若手だった25歳で突如精巣癌を発症し、しかも肺にも脳にも転移したステージ3で、もう生死の危機に立たされたわけだが、そこから手術を経て奇跡的に癌を克服し、まさかのロードレースに現役復帰。その翌年、1999年に世界最高峰のツールドフランスでまさかまさかの優勝。ツールドフランスって一日200キロ近くを1か月走るわけですよ。そしてそこから2006年まで前人未到のツールドフランス7連覇。。しかもアメリカ人で。漫画でもこんなの書けん。
自転車という競技の枠を飛び越えた、もう世界の生ける伝説、完全に神としか言いようのないお方でした。僕はファンではなかったけど、彼の著書も読んだし、世界にはこんなとんでもない人がいるのかと尊敬しておりました。
で、本映画はそんなランス・アームストロングが「現役時代にドーピングやりまくってましたすいません」という衝撃的すぎる結末に至ったすべてをまとめた映画です。(事実)
・・・もう何とも言いようがないです。
現役時代からドーピングの話が出ていたのは僕でも知っていたけど検査に引っかかっていないんだからシロだと思っていたわけだけど、その裏には史上最強と言われたドーピングチームが、、、2012年に事実が発覚し、2013年にはついに本人がテレビで告白。世界中のランスファンもアンチランスも絶叫。もはやランスのツールの優勝記録はすべて取り消されてしまいました。
なんだかもう自転車一ファンとして見ていられないというか、いたたまれない気持ちになりまして、めずらしくエンドロールを最後まで見ないで席を立ちました。
映画のクオリティ自体は非常に高いし、主役もランスそっくりなので笑、ぜひ見ることをお勧めしますよ。
でも一つだけ純粋に疑問なんだけど、彼は血液中の赤血球濃度を上げるEPOとか、あとはテストステロン系を使っていたわけだけど、それでほんとにツール7連覇できるまで身体能力が上がるのだろうか。昔メジャーリーグでマクガイアがドーピングしてたことが発覚した時も、筋肉増強剤使うだけでホームラン70本打てるようにはならんだろと思ったんですが、、
まあ許されないことをしたのは確かだし、僕も夢を壊された一人で全く擁護する気にもなれないわけですが、ドーピングの効果に対する純粋な疑問。