まるログ

丸顔の会社員のライフログ

バベットの晩餐会と下高井戸のトニーノ


『バベットの晩餐会』 予告編
下高井戸シネマバベットの晩餐会を見に行った。

下高井戸シネマというところがとても好きなのですが、最近T●HOとか大型シネコン的なとこに見に行くのが多くて、いやそれも日本橋や六本木のT●HOシネマなんかは、平日とか金曜の夜とかいったりするとキラキラもしていて今週もよく頑張ったオレみたいなかんじで、やっぱりすごく楽しいんだけど、やはり下高シネマみたいな雰囲気よろしいセレクト系映画館で心穏やかに映画を見ることへの飢えみたいなものが少しあり、せっかく近くに引っ越して来たし久々に行きたいなと思って上演スケジュールを見たら、好みのごはん映画がありまして、見に行った。
かいつまんで言うと19世紀後半のデンマークの海辺の小さな村が舞台で、牧師だった父の遺志を継ぎつつましく島の人のお世話をしながら生きている老姉妹。彼女の家のメイドがある日高額宝くじに当選し、賞金を使って豪華なディナーを計画する、、というようなお話。

80年代の全然知らない映画だったけど、どっこいただのグルメ映画ではなく芸術性も非常に高く、作品全体に静かな空気が流れていてまるで絵を見ているようで。下高井戸シネマの空気も相まって、休日のとても良い時間を過ごせました。
そして出てくるフランス料理のコースが本当にうまそうすぎる。ウミガメのスープうまそう、ウズラうまそう、スイーツ、ワインうまそう。マジうまそう。
見た後すごく満足感高く、あとご飯が食べたくなる、しかも割とちゃんとしたご飯が食べたくなる笑。おすすめの映画です。

見終わった後は下高井戸をぶらぶら。早速フランス菓子の店に吸い込まれる笑 さらに映画のせいでどうしてもワインが飲みたくなり笑、もう晩飯ここで食っちゃおうかということで夕食時間帯まで2時間ほど下高井戸を散歩したり、喫茶店で本を読んだり。
その散歩中に取引先のご夫婦にばったり遭遇。割とこういったことはよくあるけど声をかけるかどうかいつも迷う。というのはたいていは僕が気付いて相手が気付いていないパターンが多くて、声かけなければたぶんそのまま素通りとなるから。相手は地元だし、奥さんすっぴんだったりしたら向こういやだろうななどと思いつつ、結果声かける笑


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18時まで待って下高井戸駅前のトニーノへ。
ここはピザが本場イタリアの「真のナポリピッツァ協会」に認定されたそうで、手間暇かけているらしく、ちゃんとしたご飯食べたい欲に十分こたえてくれそう。人気店らしく、開店直後に店内すぐ満席でオープンテラス。結果気持ち良くてよい。

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さすがに美味しかった。
メニューにないけどお願いしたら前菜盛り合わせ作ってくれて、馬肉とかもあって美味しい。そしてピザは名前忘れちゃったけど店員さんにおすすめされたピザを注文。トマトソースにアンチョビやガーリックが聞いたモッツアレラチーズのピザでした。なんかゆっくり作られたものをゆっくり食べているってそれだけでいい時間ですね。フルボディのワインにも合ってとても美味しかったです。前菜、ピザと、ビールとワインとデザートで二人で7000円ちょい。

www.pizzeria-tonino.com






 

荻窪のトマト

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荻窪のカレー屋、トマトへ行きました。もう15年ほど前だろうか。とにかくカレー好きの友人に欧風カレーが好きだったら一度はここに行ったほうがいいといわれていたのだが、15年たってやっとこれた。
というのも先日その友人が本を出してそのお祝いがてら飲んでいたら、いま一番熱いカレーは桜新町の「砂の岬」だといわれたんだけど、早速行こうと思ったらこの日は残念ながらお休みだったので、初心に帰ろうと思いトマトとなったわけです。
11時半開店で日曜の11時に行ったら15人並んでました。そして開店後1時間弱で営業終了に笑 店内10数席しかないようで結局入れたのは13時前。


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和牛ビーフジャワカレー&季節の野菜トッピング!

マジウマイです。。待ってよかったです。感動しました。
欧風カレーで辛口でも中辛くらいかな。でも濃厚なコクの中にいろんなスパイスが混じりあってきっちり主張している感じ。食べるごとにスパイスの味わいが違うような気がして、口に含んでかなり真剣にルーを味わいました。カレー内には30数種類のスパイスが12g入っているそうです。これご飯なくてもいけると思った。どこまでが季節の野菜トッピングかわからなかったんだけど、ルーの底にも野菜がたくさんゴロゴロ。また付け合わせのタマネギが絶妙なすっぱ甘さで美味しかった。ルーと野菜に夢中すぎたけどもちろんビーフもしっかりうまかった。

4人掛けのテーブルに2人で通され、でもその4人掛けのテーブルは2つに分割でき、客のほとんどは2人組だからもっと客入れられるのに、あえてそうせず、相席もさせずというお店のこだわり。おかみさんはすごく愛想の良い丁寧な方でした。
カレーのお値段なんと2780円なんだけど、また食いたいかといえば間違いなくまた食いたいカレーです。

新婚旅行⑧ラスベガス~帰国

ラスベガスのベラッジオの噴水ショーのラスト。
最終日、最後の夜、最後の回のベラッジオの噴水ショー。

今回3か所周遊旅行したけど本当にどこもはずれがなく楽しかったな。
カンクンではパーフェクトリゾートの名にたがわぬ最高のビーチとサービスをホテル滞在型で存分に楽しむことができて、
グランドキャニオンとアンテロープキャニオンでは自然が創り出した絶景に圧倒されまくり、
そしてラスベガスはと言えば、とにかくとてもゴージャスで、毎晩観劇やカジノと都市型エンタテイメントを満喫した。
正直どこも甲乙つけがたく最高でした。でも次もう一回行くならどこ?と言われたらカンクンかな。やっぱりオールインクルーシブが最強すぎた。でも遠いよね。もう少し近くにオールインクルーシブのリゾートないかな。
あ、あと結局ジカ熱は何の心配もありませんでした。そもそも蚊を一回も見なかったという笑


★そしておまけの最終日ブログ★

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最終日は朝6時起床。7時チェックアウト。ベラッジオは部屋のテレビでチェックアウトできて、これ便利。ガイドの人が迎えに来てくれて空港まで。なんでも僕らがグランドキャニオン行っている間のラスベガスは大雨で便が結構していたそう。ベガス雨降るなんてかなり珍しいらしい。一日日程ずれてたら大変だったな。今回はお天気も割とうまくいってラッキーでした。
朝食はマッケラン空港でシナモンロール。日本で六本木にもあるお店らしい。超うまいなにこれ!

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奥さんが空港でお土産に迷いまくってる間に僕はしつこくスロット。なんとついに当たるがもともとの賭け金が少なすぎて小銭しかもうからない笑

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トランジットで一瞬だけロス上陸。トランジット時間30分笑
しかしここで悲劇が、、、

20時間以上かけて成田に着くと、飛行機降りたところに名指しの貼り紙が。いやな予感しかしないままカウンターに行くと、「すいません、ロスで荷物積み忘れちゃいました」。なんと人生初ロストバゲージ
その日の夜は家に帰らず、寄っていくところがあったので、着替えも全てスーツケースの中だから困る、とクレーム言ったところ、なんとアメリカン航空が明日までに発生した必要経費は補償してくれるとのこと。その対応素晴らしい!
ということで旅行のラストは成田空港でショッピング祭りで締めくくられたのでした笑



 




 







 

 

新婚旅行⑦グランドキャニオン~ラスベガス

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朝5:30出発でグランドキャニオンの日の出見物!
真っ暗な時間に出発して、マーサー公園に行ったんだけど、寒い、とにかく寒い。真冬!しかも雨!というかむしろちょっと雪?という最悪のコンディションに30分くらい耐えつづけ、あれ、これもしかしてもう日出てんじゃね?というあたりで徐々に晴れてきて雲の隙間からご来光! 待ってた皆さん本当にお疲れ様でした。

f:id:malgao:20160619193755j:plainその後デザートビューポイントへ。一気に晴れて暖かくなってきた! 
写真の画角で伝えるのはなかなか難しいけど、人生観が変わるほどの絶景といわれるグランドキャニオン、やはり雄大でした。島国の人間にとってはこれだけ雄大な大地で育つ人種というのはそれだけで乗り越えられない何かを感じますよ。

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ツアー参加者の中でアクティブな人たちで、渓谷の歩いて行ける限界の先端まで歩いてみた。切り立った崖で足ぶらぶら。当然ここで動画・静止画撮影大会

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その後、バスで移動して次なるメインスポット、アンテロープキャニオンに向かう。
これも写真を見て以来、いったいどんなどころなのかとても楽しみにしていたとこ。バスを降りてからもしばらく砂漠を歩く。私の座右の映画、サボテンブラザーズ気分です。

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ここから入る。完全に洞窟探検です。

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アンテロープキャニオンは本当に幻想的で美しかった。
行く前に写真で見て綺麗すぎなので、これはいいとこ切り取っただけなんじゃないかと思っていたんだけど、本当にどこも綺麗だった。しかも案内してくれたガイドのBenさんが写真スポットに精通しており、iPhoneの設定をchromeにした上で撮影したらベストコンディションになるとの指示を受け、みんな従う笑 写真は上から光が漏れているところにBenさんが撮影用に砂を撒いた一枚。フォトジェニック!

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たっぷり数時間歩いて最後出てきたのはこんなとこ笑
かつて富士の樹海とか、いろいろ小狭い洞窟探検にいそしんでいた僕としては、この贅沢な土地の使い方が実にうらやましい。
その後、中華バイキングをもりもり食べて、ABCマートでお土産にジラデリのチョコを買い、18時ころにラスベガスに帰着。

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気が付けばもう今日は最終日の夜。
最後の夜は何しようかと思っていたんだけど、グランドキャニオンのツアーで一緒だった人が毎日シルクドソレイユを見に行くと言っていて、あんな値段高いのによく毎日行けますね、という話になったところ、どうも安いチケットショップがあるらしい。
ということで早速場所を教えてもらい、ラスベガスに戻ったら早速行ってみた。そしてらなんとその日の21時からの公演を半額ゲット!すげー。すげー。プラネットハリウッドの前にあるチケット屋です。ベラッジオに再びチェックインして、荷物だけ置いて観劇に出発!

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今回のシルクドソレイユはAriaホテルの劇場でやっているZARKANA。
ついてびっくり、席前から2列目。超いいとこ。Oは撮影禁止だったけど、ZARKANAは全部撮影OKでした。明日が最終公演らしくそれもあったのかな。こちらはOよりサーカス色がより強い感じで楽しかった。

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シルクドソレイユの後は街を散歩。
ここら辺は夜中でもにぎやかで非常に安全です。最後の夕食はハリウッドプラネットのゴードンラムゼイバーガーでハンバーガーなど。超有名ステーキ店がオープンしたハンバーガーラインらしく、高級感あってすごいうまかった。あとウェイターが良い人でチップただにしてくれた笑
最後にまたカジノ行ったりなんかして結局寝たのはAM4時半。

新婚旅行⑥ラスベガス~セドナ

今日から一泊二日のグランドキャニオンツアー!
朝6時にベラッジオに地下駐車場にバスがお迎え。ツアーは手荷物だけしか持っていけないとのことだったのでスーツケースどうするかと思っていたけど、ベラッジオで預かってもらえました。二つ返事で逆に不安笑 ツアーは日本人と日本語ガイドでの安心バスツアーです。

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まずはルート66のセリグマンという町で朝食。
でかいトラックの停まったガソリンスタンドのショップでパンとコーヒーを飲んだり、ハーレーたくさんだったり、完全なるルート66の世界です。あまりそれ系の映画をイージーライダーバッファロー66(これは合っているのか?)くらいしか見ていなかったんだけど、主にモーテル、ファーストフード寄りのアメリカ文化レジェンドの世界。有名なバーバーにも行きました。

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途中でなんと雪が降ってきた! 
知らなかったんだけどグランドキャニオンは標高2000m以上あるらしく、そうとう気温差激しいです。普通に寒い。つい2日前は海で泳いでたのに、、、

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セドナ到着!
これも出発前に初めて知ったんだけど、セドナは有名リゾート地のようで、出発前に買った「歩き方」もタイトルが「グランドキャニオンとセドナ」だったし、本屋もセドナ本だらけだった。なんでもここはネイティブアメリカンの聖地で、しかも地球の軸?みたいなすごいパワースポットらしく(ボルテックスというらしい)、とにかく気の流れに身を委ねる町らしい(相川七瀬も移住したとか)。上品に整備された砂漠のリゾート地というような雰囲気。
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そしてセドナでランチで立ち寄ったこのホテル、エンチャントメントリゾートがとてもよかった! 全室スイートらしく、落ち着いた雰囲気。泊まれるならぜひここに泊まりたい。ランチはハンバーガーも美味しかったよ。
ここで同じツアーの皆さんとご飯食べながら交流があり、その後撮影大会。いろいろ写真を撮ってもらえました。自撮り棒率は低かった。

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この後眺めの良いエアポートメサで、再び記念撮影大会となったのちに、アップタウンでお買い物タイム。お土産はターコイズや革製品、ボルテックスグッズなど多かったです。ラスベガスからはちょっと遠いけど、ゆったりしてて整備されてて、ここやっぱりいい街。ゴルフやる人は楽しそう。

夜、宿泊するグランドキャニオンのキャニオンプラザリゾートホテルにチェックインし、近くのスーパーで明日の朝飯を調達した後にこの日はホテルのレストランで晩飯。







新婚旅行⑤ラスベガス

f:id:malgao:20160605231633j:plainラスベガス二日目は泊まっているベラッジオホテルの探検から。
オーシャンズ11の舞台にもなったラスベガスでもアイコン的なホテル。ここもカンクンに続いて、未成年入場禁止の大人のリゾートです。
いきなりフロントからゴージャスで、ロビーの天井にあるガラス細工の花がとてもきれいでみんな写真撮ってました。

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ホテル内にはカジノも劇場もショッピングモールもレストランもバーもトラムの駅もあり、丸何日も中で遊べると思う。ホテル内のプールもカンクンとは違ったまた都会のゴージャス感。植物園もあり、ちょうど日本がテーマの展示をしていました。

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昼はベラッジオ内のバフェに。
バフェとはビュッフェのことらしく、ラスベガスではホテルのバフェが名物なのだとか。中でもベラッジオはやはりトップクラスの人気とのことで、とても並んでいた。宿泊客だからと言っても予約可とかの特典は無しで、おとなしく30分ほど並ぶ。しかし言うだけあってうまかった!またも肉大量!! 野菜も味がしっかりしている。
飲み物をサーブしてくれる女性が、こちらのグラスが空になるたびにやたら甲斐甲斐しくオーダー取りに来てくれるのだが、食べ物のことを聞いてみると「仕事が違うし」といきなり全く教えてくれないあたりが、さすがアメリカなのであった。

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昼飯後はトラムに乗って市街へ!
なにかといちいち建物がゴージャスなのが楽しい。ピラミッドホテルは宇宙から見えるのだとか。ABCストアでラスベガス感バリバリのキラキラゴージャスなワインの栓を買いました。しかしどこのホテルもショッピングモールと劇場とカジノ持ってるのね。

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そしてベラッジオへ戻って休憩して(ビール飲んで)、夜はホテル内のシアター「O」へ!
ラスベガス滞在で一番楽しみにしていたシルクドソレイユ鑑賞です。チケットは日本で予めホテルのサイトで買っておいたけど、二人で50,000円くらいした。。しかし「O」はラスベガスでナンバー1の演目だし。席はもちろん満席。新婚旅行だしそこは頑張ろう!

f:id:malgao:20160605233949j:plain「O」最高でした。。写真撮れないのでこれはフィナーレ後の写真。
席はど真ん中の最前列エリアで、砂かぶりならぬ水かぶり席。観劇なんて普段全くしないんだけど客席も含めてとても上質な時間を体験できました。リベラルアーツじゃないけどこういうの観るのも教養のひとつになるんだろうなと思った次第。また見たい、毎日見たいと思い始める。

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終わった後はホテル内のカジノで夜遊び。
カジノはバカラとかディーラー系はちょっと怖くて基本ポーカーとスロットマシンしかやらなかった。1ドルスロットですら気が引けてしまうので、僕はギャンブルは向いてませんね。大きく賭けないと大きく勝たない仕組み。カジノで3ドルのバウチャーをせせこましく換金してるのなんて僕くらいでしょう。
カジノは朝までOKで、2時くらいまでやったかな。今日はひたすらゴージャスなベラッジオをフル満喫した一日でした!