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まるログ

丸顔の会社員のライフログ

疑惑のチャンピオン

映画 京王線とその周辺

新宿のピカデリーで疑惑のチャンピオンを見た。

僕はロードバイクが大好きだが、始めたのはまだ6~7年前くらいで、その時に見たツールドフランスではランス・アームストロングがちょうど現役復帰したところであった。選手としての全盛期に引退した最多優勝のレジェンドが、突如現役復帰ということで、最初はサッカーでいうジーコみたいなものかと思っていた。
しかしよくよくプロフィールを見ると、有望な若手だった25歳で突如精巣癌を発症し、しかも肺にも脳にも転移したステージ3で、もう生死の危機に立たされたわけだが、そこから手術を経て奇跡的に癌を克服し、まさかのロードレースに現役復帰。その翌年、1999年に世界最高峰のツールドフランスでまさかまさかの優勝。ツールドフランスって一日200キロ近くを1か月走るわけですよ。そしてそこから2006年まで前人未到のツールドフランス7連覇。。しかもアメリカ人で。漫画でもこんなの書けん。
自転車という競技の枠を飛び越えた、もう世界の生ける伝説、完全に神としか言いようのないお方でした。僕はファンではなかったけど、彼の著書も読んだし、世界にはこんなとんでもない人がいるのかと尊敬しておりました。

で、本映画はそんなランス・アームストロング「現役時代にドーピングやりまくってましたすいません」という衝撃的すぎる結末に至ったすべてをまとめた映画です。(事実)

・・・もう何とも言いようがないです。
現役時代からドーピングの話が出ていたのは僕でも知っていたけど検査に引っかかっていないんだからシロだと思っていたわけだけど、その裏には史上最強と言われたドーピングチームが、、、2012年に事実が発覚し、2013年にはついに本人がテレビで告白。世界中のランスファンもアンチランスも絶叫。もはやランスのツールの優勝記録はすべて取り消されてしまいました。
なんだかもう自転車一ファンとして見ていられないというか、いたたまれない気持ちになりまして、めずらしくエンドロールを最後まで見ないで席を立ちました。
映画のクオリティ自体は非常に高いし、主役もランスそっくりなので笑、ぜひ見ることをお勧めしますよ。

でも一つだけ純粋に疑問なんだけど、彼は血液中の赤血球濃度を上げるEPOとか、あとはテストステロン系を使っていたわけだけど、それでほんとにツール7連覇できるまで身体能力が上がるのだろうか。昔メジャーリーグでマクガイアがドーピングしてたことが発覚した時も、筋肉増強剤使うだけでホームラン70本打てるようにはならんだろと思ったんですが、、
まあ許されないことをしたのは確かだし、僕も夢を壊された一人で全く擁護する気にもなれないわけですが、ドーピングの効果に対する純粋な疑問。

movie-champion.com